台中でのsilsilさんの個展に続き、7/7~17にここアートカクテルにてCandy Birdさんの日本初個展を開催します。
展覧会タイトルは『不発弾処理 Remove Bombs』。
ストリートアーティストとして活動するCandy Birdさんは、主に、人と社会との関係性やその問題をテーマに作品を制作しています。
それらの中で未解決となった、あるいはなっている問題を「不発弾」に例えた今回の展示が、皆さんにとって、現実や未来を考えるきっかけのひとつになっていただければ嬉しいです。
Candy Bird
台湾のストリート・アーティスト。彼の作品は人と社会、制度との関係や平等を主なテーマとしている。台湾をはじめ世界中の都市の街角や廃墟ビル、私的な空間など様々な場所で、彼の作品を目にすることができる。
Candy Birdは、作品の支持体となる「モノ」の形状に沿ってデザインすることを得意としている。剝き出しのレンガの壁、貯水タンク、変圧器でさえも創作のための素材だ。それらは、彼の想像力によって新たなデザインとなり、再び、周辺の環境と融合してゆく。
Candy Birdが人類に対して抱えている心配は、無視された価値観だ。彼はそれらを都市の街角に一定の期間存続する「ストリートアート」いう芸術で表現することで、観客自身が気にかけてることを思い出させ、考えさせている。
Candy Birdの芸術は、世界をより良い場所にするため、台湾を出発点として世界中に発信している。北京とベルリンでは地元の歴史を基軸とした壁画を残し、ブラジル・サンパウロのコミュニティとミャンマーの孤児院では、子供たちとともに壁画や教室や家の装飾を完成させた。
<経歴>
個展:2016 【BEDTIME STORIES】尊彩芸術中心, 台北/2014 【Graffiti O!K】1234 SPACE, 深圳, 中国/2012 【Graffiti Move】学校咖啡館, 台北
グループ展:2017 【HK walls】黄竹坑, 香港/2016 【ASALTO Art Festival】サラゴサ, スペイン/2016 【Very Addictive】銀川当代美術館, 中国/2015 【Elevator Art Project】NARS Art Foundation, ニューヨーク/2015 【The Moment】Tenri Cultural Institute, ニューヨーク/2015 【Art Stairs】PMQ, 香港/2015 【Gwangju Live Painting】Mite-Ugro Cultural Place, 光州, 韓国/2014 【POW!WOW! TAIWAN】台北国際芸術村, 台北/2014 【Apple Core】尊彩芸術中心, 台北/2014 【Home is an exhibition space】Hong Kong Network Exhibition./2013 【Asia Art Biennial】國立台湾美術館, 台中/2013 【I Want More】Bamboo Curtain Studio, 台北/2012 【Design Festa】東京/2010 【Forum Biennial of Taiwan】台北当代芸術中心, 台北
プレス:QUINT MAGAZINE http://quintmagazine.com/candy-bird//Art4d MAGAZINE http://art4d.com/2016/03/candy-bird/
著作:2015 Candy Bird, et al「Frontline A. Z.」香港: Slowork Publishing/2012 Candy Bird,《Wet Paint Drying》台北:ACROPOLIS Publishing/2012 Candy Bird,《Citizens' Spokespersons》台北:ACROPOLIS Publishing
オフィシャルサイト http://candybird.net/ Instagram:candybbird
〇オープニングイベント〇 7/8(土)14~15時 Candy Birdライブペインティング